はじまりのおと
“せかいのはじまりには どんなおとがしただろう?”
エリアのエントランスにある、深く響くサウンドを奏でるチタニウム製の巨大なゴング
ここから始まる音の宇宙、点から音が勢いよく拡散していくような、独特な拡がりのある響きを奏でるゴングになりました。
表面の紋様は、周波数をビジュアライズする手法を用いて、実際に叩いた音を録音して水に投影した模様を彫刻しています。
鮮やかなグラデーションはチタンの酸化によるもので、人工的とも有機的とも言えないような、鉱物的な輝きを表現することが出来ました。
巨大な12角形のベースは太鼓の胴をイメージしており、ゴングの音響を増幅しています。
ベースの背面にはこちらも周波数帯で現れる音の紋様を、巨大な年輪を持つ大木の一枚板に彫刻しています。
Member
- 楽器考案・制作:une
- 楽器制作:鍛工舎
- 木部ベース制作:山本将史
- 記録:中村寛史 / Franco Hidalgo